Q. 在籍している生徒はどこの学校が多いでしょう?

A. 塾の立地上、西中・入間川中の生徒が多く通塾しています。他にも、中央中、豊岡中、柏原中の生徒が通塾している学年や時期もあります。在籍中学の生徒数が多いと、定期テスト対策がしやすい面もありますが、学校別に対策をしておりますので、ご安心ください。

 小学生では、入間川小・水富小・広瀬小、笹井小の生徒が主な対象範囲です。

 

Q. 個別指導や科目選択はできますか?

A.   当塾では、集団授業による指導のみを行っており個別指導は行っておりません。

 また、苦手科目のみ克服するような科目選択制度も とっておりません

まず、「集団授業が適するのか」「個別指導が適するのか」。それは生徒自身の性格によりますが、体験して初めて、どちらが適するか知ることも多分にあると思います。個別指導では、個人の学習段階やペースに合わせ進められるという利点があるでしょう。集団授業では、「学習で繋がる仲間と共に勉強する」からこその、個別指導では決して得られない強みや学びがあります。仲間と共に励み、仲間を目標とし、向上心を持ち自分自身と向き合っていける、当塾はそのような姿勢を大事にしています。理解が追いつかない箇所や、遅れてしまっている箇所は、繰り返しの学習で徐々に身についてきます。また、月3回実施している、自由に質問や学習のできる土曜自由通塾でも対応できる仕組みをとっています。

 科目選択制度を採用していないことについては、「バランスがとれた学習」を大事にしている方針によります。「得意科目だから学ばない」「苦手科目だから学びに行く」のではなく、「得意科目は維持し日常的に伸ばしながら、同時に苦手科目を克服してほしい」と考えています。実際、大半の高校受験において主要3科目(英語・数学・国語)は必須です。更に公式テストでは理科や社会も必要になります。そしてその公式のテストは、学校での定期テストとは全く別物であり、いくら得意科目であると思っていたとしても、テストのテクニックというものは独学で得るのは難しいところがあり、受験問題に対応した実力をつけるための学習というものが必要になってきます。費用面や通塾の時期などを理由に、今は科目選択のできる塾を…とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、科目選択だけでは受験に対応するのは難しいと言えます。受験生になってから必要な科目を加えていく方法はもちろんありますが、割高になってしまったり手遅れになることは多々あります。当塾では、入塾前に3科目全ての無料授業体験ができます。随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

    

Q. 塾選びは、何を基準に考えれば良いでしょう?

A.   まず、「何を目的として塾に通うのか」を考えてみましょう。苦手科目やつまずきを無くしたい…など現時点だけ見るのであれば、科目選択のできる塾が良いでしょう。しかしほとんどの場合、少し先に見据えるのは高校受験なのではないでしょうか。そう考えれば、早い段階から受験必須科目に対応できる力がつけられる塾に通うことが大切であると思います。

次に、通塾するのは生徒自身です。「楽しい」だけではなく、「頑張ってみたい」と思える環境かどうか、ということが学習する上で大事になってきます。稲門塾は、ただ「楽しい」だけの塾ではなく、「本人の力で少し先まで努力できる、頑張りたいと思える」学習を大事にしています。

また、保護者としての立場で考えた場合、「子どもを安心して通わせられる環境か」ということはもちろんのこと、「塾の方針と家庭の方針が見合っているか」見極めることです。例えば、受験生になった時に、本人が目指したい高校があっても、塾側が合格率に固執し志望している学校を受験できず結局安全圏の高校で妥協してしまうということも十分あり得ることです。当塾は、ご家庭を含む本人の意志を第一としているため、納得のいく高校受験ができる指導をお約束します。

他に現実的な問題として、「通塾日や通塾時間帯が家庭の都合に合っているか」。費用面において「入塾費用だけでなく、受験生まで継続した通塾をする上でかかる毎月の月謝はどうか」ということ。入塾後に、更に施設維持費や補習費や講習費など別途費用が多くかかってしまったり、受験生に近づくにつれ授業料が格段に増す塾もあります。授業料と授業の質が見合っているものかどうか、現時点だけではなく受験までの一貫した流れとして見定めることが大切です。当塾は、明確な学費制度をとっているため、入塾時から受験生まで安心して通塾できます。

  当塾は、web上での大々的な宣伝広告やSNSなどはしておりません。それは「クチコミ」だけに頼って欲しくないからでもあります。時代とは逆行しているのかもしれませんが、保護者や卒塾生の方からの口伝えで今日まで支えられており、その信頼に応えるべく講師一同日々邁進しております。上位の成績を収めている生徒が多数在籍するため、共に高め合っていける仲間と規律ある授業を受けることで、確かな実力と自信がつけられると自負しております。

 

Q. 塾はいつ頃から入るのが良いでしょう?

A. 一言で申しまして、早いに越したことはありません

 小学生からの入塾は、毎日の学習習慣を身につけたい、少しずつ基礎学力を身につけ実力や向学心を伸ばしたい、高校受験にも対応できるような学力をより身につけたいご家庭にお勧めします。他にも習い事をしている場合などは、両立していけるか、生徒本人に過度な負担がかかってしまわないかもよくご判断ください。本格的な中学受験には対応しておりませんが、中学受験で合格した実績もあります。(2023年度は小学4年生の一学年のみ中学受験クラスを設けております)

 小学生からの通塾は、決して早いということでも特別なことでもありません。中学生になると、定期テストに加え部活動が大半を占める生活が始まり、さらに心身も大きく成長する時期でもあり、その年齢と生活の変化を考えると、小学生からの入塾は、基礎学力をじっくりとつけ、中学での学習に余裕と自信を持って臨める、最も適した時期と言えます。また、「小学生の間にいつの間にか学習につまずいていた」という生徒を多く見かけます。つまずきは早くに解消すること、つまずく前に対策しておくことが非常に重要です。

小学生から入塾している生徒と、中学生から入塾した生徒では、偏差値の伸びにも顕著な違いが出ます。ぜひ小学生の間からの通塾をご検討ください。当塾では、3月から新学年としての授業が始まります。入塾生は随時募集しておりますが、毎年2月下旬に新中1生のみを対象とした特別体験授業を実施しています。詳細は日程が近づいてからHPにて公開いたしますので、ぜひご検討ください。

 中1からは、高校受験に向けた基礎学習の土台をつくっていきます。中学生としての自覚を持ち始め、生活リズムが安定してくるため毎日の学習計画が立てやすく、本人の意思でも入塾しやすい学年でもあり、じっくりと実力をつけ伸ばしていくことができます。力の最もつく夏休み前までの入塾が理想です。

 中2からの入塾は、ある程度の基礎学力が身についていることや強い向学心・知識をその場で吸収していく力など、学習姿勢を持ち合わせていることが大切です。もう少し早く入塾していれば、もっと力が伸びただろうと感じる生徒も多くいます。また逆に、入塾をきっかけに学習姿勢が身につき、ぐんぐん実力をつけていく生徒もいます。通塾は、生徒本人の成績や様子も見ながらタイミングを図ることも大事です。ただ、中2の冬をむかえる頃には、一年後すでに高校受験が控えています。それまでの時間は決して長くありません。

 受験生になってからの入塾や転塾は、本人の精神的な負担が大きくなるだけでなく、特別な場合を除いて(例えば、校内での順位が常に上位である等)良い方向に向かうとは言い難いところがあります。転塾をお考えの際も、早目の切り替えが大事になります。

 

Q.  稲門塾は「厳しい塾だ」と聞きます...

A. その噂は、私たちも時折耳にします。

では、どんな指導を「厳しい」と感じるのでしょう?宿題が出る・宿題が多い・宿題を忘れると叱られる、このような事柄でしょうか?

どの科目においても毎授業、宿題を出します。ただし、その量は計画的に勉強していくことで、余裕を持って十分に達成できる量であり、多いということは決してありません。

まず、毎日の学習習慣を身につけることが大切です。そのために、自分の予定に合わせた毎日の計画表を作ってください。

例えば中学生の場合、登校するまでの10分、夕食までの10分など、隙間時間をうまく利用していくことで、短時間の集中力もつき効率良く、そして受験生になっても継続できる学習計画を身につけることができます。

「塾で学んだ」だけでは、実際にはその場では「分かった」ような気がするだけで「身について」いません。また、実践・応用していく力もつきません。「学び、復習し、実践する」ことを繰り返し繰り返しすることで、初めて力がついてきます。宿題の意義はここにあります。学習とは、一朝一夕に身につくものではなく、日々の積み重ねで身についていくものです。

入塾当初は、戸惑い気後れする生徒もいるかもしれません。今まで学習習慣のなかった生徒は尚更だと思います。しかし、通塾を続けていくことで徐々に慣れ自然に学習習慣が身につきます。

宿題忘れや教材忘れなどについては、極度に頻繁な場合やそれぞれの生徒の性格や実力を考慮した上で日頃からの怠慢が見えれば、補習授業や自主勉強など対処を考えます。

稲門塾では、学習面はもちろんのこと、人間形成に関わる大事な過渡期である子どもが過ごす場としてふさわしい塾でありたいと考えています。挨拶や勉強姿勢、言葉遣いや返事等の礼儀、自己管理、自主性など、様々な部分を育てていくための人間育成も行いたい。更には、高校受験のその先の大学受験や社会人にも繋がる人間づくりを育みたいと考えています。

 

Q. 入塾に際し、テストはありますか?

A. 入塾テストというものは ありません。ですから、現在の成績が思わしくないのでふるい落とすということはありません。

入塾後の参考のため普段の成績をうかがったり、お話をした際、他の提案をさせていただくこともありますが、大切なのは、入塾してからどう取り組んでいけるかということです。

入塾後は、各科目で定期的に行われる小テストや単元別テスト、年に4回行われる塾内学力テストを受検することで、現時点での成績や弱点を知り、今後の課題に役立て成績の向上を図ります。

 

Q. 合格率はどうでしょう?

A. 正直に、合格率100%です!とは言えません。そもそも合格率とは、実際に受験した学校に合格した割合を示します。裏を返せば、挑戦をせずに合格圏内の学校のみを受験すれば、合格率は100%にはなるはずです。つまり学習塾の謳う合格率の数字からは、「受験生本人が本当に志望した学校を受験し合格したのか」は読み取れないのです。

稲門塾では、内申点や北辰テスト結果を踏まえた上で、生徒本人の資質や高校卒業後の進路などを考え、生徒本人を含む ご家庭の意志を第一に考えています。つまり、合格は難しいから志望する高校の受験自体をやめさせるといった、意志を曲げさせるような指導はいたしません。もちろん、客観的な見解は率直に伝えます。それでも、どうしても挑戦したい意志、それに伴う努力や行動力があるならば挑戦してほしい。そのために、何度も提案や対策を繰り返します。生徒本人が最後まで悔いのない納得のいく受験をして欲しい、そう考えています。

合格率は高いに越したことはありません。もちろん、そこを目指しています。ただ、そこに当人の意志が反映されていないのであれば、良い受験だったと満足することはできないのではないでしょうか。当塾での過去三年の合格実績については、こちらをご参照ください。

 

 Q. 英検対策は行っていますか?

 A. 現段階では、英検に特化した仕組みは調えておりません。

それではそもそも、高校受験において、英検はどれほどの重みをもってくるのか?英検を取得している事で、どれほど有利であるのか?

情報が曖昧だったり、周りは受検しているという噂であったりが、保護者の方の不安を煽るのかもしれませんが、高校の先生方などのご意見をうかがう機会の多い私たちの印象としては、「英検対策のための学習に心血を注ぐのであれば、普段のテストにおいて、1点でも2点でもプラスできるような力をつける学習に重きを置いた指導をするべきだ」殊に難関と言われるような高校でのこのようなお話を踏まえ、日々指導しています。

稲門塾では、普段の授業において、リスニングや電子黒板を用いたリーディング・ライティングの授業など、英検にも十分対応する力をつける学習を行っているため、大多数の生徒が、英検に特化した授業を受けることなしに、英検を取得しています。

小・中学生の生徒にとって英検は、「証」として残るものではありますが、最終目標ではありません。まして、その後の学習が疎かになってしまえば、元も子もありません。「英検を取得するための勉強」に力を注ぐよりは、「実力をつけるための継続的な勉強」が大切な事であり、英検を必要と感じるならば、その過程にあるものとお考え頂ければと思います。もちろん、時代の流れや情報公開の広がりなどで、必要性を感じれば今後導入していきたいと考えております。

 

Q. 埼玉県の高校受験の仕組みがわかりません...

A. 受験生に近づくと、各学校や進路相談会などで、保護者や生徒に向けて説明会が開かれ、そこである程度の情報を得られるとは思いますが、正直に申し上げると、受験生になってから対応するのでは遅すぎます。

 稲門塾では、小学生から中学生の各学年で年2回行われる保護者会や個人面談の場などで都度、高校受験の話を徐々に具体的にお話しすることで、まず保護者の方に理解していただきながら、生徒自身も、授業内で折に触れ、受験の仕組みや内申の話や将来の話をしたり、受験生では受験講座を定期的に開くことで、早い段階から徐々に自覚が持てるようなサポートをしています。

 高校受験は受験生になってから始まるのではありません。親子ともに、早いうちから視野を広げ、目標をじっくり見定めていくことが、良い受験につながると考えます。